こんにちは、さつきです。

年は40歳で、2歳年上の夫と小学生の息子がいます。

今は幸せに暮らす私達ですが、以前は夫とギクシャクしていました。

気が利かない私

斜め上を見る女性

その理由の一つは私が「気の利かない人間」だからでした。

実は新卒で勤めた会社で13年間ずっと「追い出し部屋」に配属されていたという経験があるんです。

「追い出し部屋」とはほとんど必要のない仕事を与えて、社員が結婚退職するまでの間だけ在籍するような部署のことで、つまり私は入社してすぐにいらない人間扱いされたんですね。

会社で「ダメな人間」だと烙印を押され仕事もできなかった私は、自己評価が下がり「相手を満足させられない人間なんだ…」と感じるようになりました。

夫との毎日

家の中

私の自己評価の低さは、会社だけではなく家の中でも変わりませんでした。

私がどれくらい夫に気が利かないかをお話しますね。

ある日の夕方、定時で仕事が終わってホッとしたのもつかの間、いそいそと地元のスーパーに向かいました。

「さて…今日も仕事が無事に終わった。早く夕飯の食材を買って帰ろう。」

実は夏でもスーパーの寒さが苦手なので、ササっと買い物を終わらせ車を走らせて家路につきます。

「ふ~、やっと家についた…。ちょっと一休みしてから夕飯をつくろうかな。」

仕事の疲れですぐには料理を作れないのですが、心の奥には家庭を守らねばという使命感から気は急いでいるので、30分ほど休んだら台所に立ちます。

といっても実はそんなにすぐに夕飯を作る必要がないんですよね、我が家は。

なぜなら夫が帰宅する時間は夜の8時を回っているからです。

私にはある一つの疑問が沸いていました。

「夫の会社の定時は5時すぎなのに、なぜ毎日8時過ぎの帰宅なのか…?」とうことです。

「仕事が忙しいのかな?」とも思いましたが、毎日きっかりと8時を過ぎていて、早く帰ってくる日がまったくないことをいつも不思議に思っていました。

リビングで出来上がった夕食を前にして、夫を待ちながらぼーっとそのことを考えていた時、当たり前のようにその日も8時すぎに玄関のドアがバタンと閉まる音が聞こえ夫が帰ってきました。

「ただいまー」

「おかえり」

夫はリビングに入るなりすぐにTVをつけて火曜日恒例の「さんま御殿」を鑑賞、ゲラゲラと笑いながら夕飯を食べ始めました。

そして和やかに思える空気が漂うリビングで、私は空気を壊すように夫に言ってしまうんですよね…「ねぇ、なんで毎日遅いのよ?」って。

私は夫に対しては他の誰に対してよりも厳しいので、ちょっとでも不信な点があるとたまらず追及してしまいます。

しかもつっけんどんな言い方で。

夫をくつろがせたい気持ちもありましたが、それでも言ってしまうのが気の利かない所以なんですね。

「…んー、ただ仕事が忙しいだけ」

夫は淡々と答えます。

夫は家でいるときは本当に無口で、時間があればTVを見ているか、スマホを見ているか、パソコンを見ているかで、私と積極的に話そうとはしません。

だから私は聞いてしまうんです。

「なんであんたってそんなにしゃべんないのよ?帰りもいつも遅いし、なにか不満でもあるわけ?」

「別に不満はないよ。つまらないことでうるさいなぁ」

「うるさいとはなによ、私が気にしてるんだから答えなさいよ!そんな毎日仕事が遅いわけないでしょ」

「他の社員が帰らないから帰れないんだよ、そんなこともわかんないの?」

「そんなの無視して帰ればいいじゃん、私がそうしてほしいんだからさ」

この時点で私が単なるワガママだというだけの話なんですが、夫に対しては反省能力はなく、なんでも要求してしまいます。

そしたらついに夫が怒りはじめました。

「あんたも仕事してたら分かるでしょ、そんなの無理だって。っていうか、あんたうざい!そんなあんたがいるから家に帰りたくないんだよ!」

…出た、本音が…。

やっぱり私は夫に嫌われていたんだ。

自己評価の低い私は、悪いことをなんでも自分に結び付けるので、自分が夫を怒らせて「帰りたくない」と言わせたのにも関わらず、ずっと夫に嫌われていたんだと大げさに捉えました。

「…あんた私のこと、嫌いなん?」

「……」

夫は何も言わず、もくもくと夕飯を食べています。

本当は夫に甘えたい

キスをする二人

心は悲壮感でいっぱいでしたが、私は自分が好かれる人間に値しない、と心の奥底で思っているので、あまり驚きはありませんでした。

私は気を許した相手には甘えたい人間です。

でも「ねぇ、いつも大好き」とか「愛してるわ…」とかはガラではありません。

「あんた、浮気してないでしょうねぇ?」とか「オマエ好きー!」とか言って斜め上から懐いていく感じです。

(すみません、口が悪くて…)

こんな言葉遣い、もちろん他人にはできず、夫だからこそ私なりの愛情のしるしを表しているつもりでした。

でもこれが許されるのは結婚するまででした。

今ではそんなことをすると「やめてよ!」と言われて振り払われる。

私は避けられば避けられるほどイライラして、さらに夫に絡んでいきます。

「ねぇ、その態度はなんなのよ!昔は許してくれたでしょ!やっぱりあんた私のこと嫌いなんでしょ!」

と言ってしまいます。

すると夫は

「うるさい、もう知らん!部屋へ行くからついてくんな!」

と怒って出て行ってしまいます。

構ってほしいから、一人でいると寂しいから、仕事がおわった後は早く帰ってきてほしいだけなのに、相手を思いやらないイライラした伝え方はさらに関係を悪くするのでした。

自分のことが嫌いでどうしようもない

嫌い

そして罪悪感にまみれるのが日課です。

夫も私と長く一緒にいればいるほど、トラブルが起きると思っているみたいでした。

性格をなんとかしたいと思いながらなかなか治せず、一人で自虐モードに浸る日々が続いきました。

【体験談】ついに夫に体の関係を拒否された!私が最後に頼ったものとは・・・?

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